パラダイムシフト
初めに
このブログはほぼ自分の思考定着用である。ブログをキッカケに人脈が広がることも多々あるので公開した。本ブログでは、最近考えていた重要だと思うことを3つまとめた。
安定感志向の変化
RAGEのような競技シーンにおいて、安定感のあるデッキはそれだけで握る価値があると考えていた。理由は以下の図の通り。
理論値の平均値は同じ、2つのデッキを比べている。(灰色の線とオレンジの線は見やすくするために少し離している。)
RAGEでは対面のミスが発生しやすく、安定感のあるデッキの方がこちらの運が悪くても、相手のミスを拾いやすい→勝率が伸びやすいのではないかと考えていた。
しかし、ここ最近、この考え方は通用しなくなったように思う。
昨今のShadowverseはフェイスオアトレードのような細かいプレイが要求される場面が少なく、大味な試合・デッキが多くなり、安定感のあるデッキで相手にミスを要求するやり方で勝ちを拾いづらくなった。
そのため上図の理屈が成り立たなくなり、今まで自分のポリシーであった「RAGEにおける安定感志向」の価値が薄くなってきた。これからは安定感に関しては選り好みしないデッキ選択が求められるだろう。
時間と適性
とにかく時間がない。新弾開始~RAGEの間で割くことができる時間は自分の中で本当に少なくなってしまった。そのような状況の中、RAGEで成果を出していくには、自身の適正とマッチするデッキを握るのがとにかく大事なのではないかと感じた。そのために自己分析を行った。
ざっくりと今までの自分を振り返って、適性のありそう(なさそう)なものを並べてみた。
得意なデッキ:VECリオードR、アマツE、異形E、自然B
やや得意なデッキ:AFNm、機械B、STRミッドR、ALTミッドNc、WUP機械V
少し苦手なデッキ:FOH土W、OOT蝙蝠V、クオンW
これらの情報から、自身に適性があるデッキを抽象化する。
①顔進化がメインプランと噛み合うデッキ
アマツEや、自然Bが得意だった。
顔進化が正当化されやすいデッキは、間違いなく習得が早かった。
②少ないハンドで思考を行うデッキ
異形EやリオードR、ALTミッドNc、WUP機械Vがこれにあたる。(ALT期はほとんどのデッキにドローソースが不足しており、少ないリソースでの思考がしばしば求められた)
このタイプのデッキも今まで習得が早かったように思う。これはおそらく、自分がリプレイをよく見ることに起因する。与えられるハンドが少ないと、すべての択を網羅的に追いやすいため、1試合から得られるフィードバックが大きいのであろう。
③ボードで戦える地上戦デッキ
最たる例はSTRミッドRだろう。ボードから打点を削るor守るデッキは、自分の中で抽象的なレベルまで理解が深められているように感じる。
④1tの間に10枚を超えるカードを高速でプレイしていくデッキ
AFNmやWUP機械Bが例として挙げられる。これに関しては、先天的な適性があったというよりかは、2つのデッキを一生懸命触ったおかげで"少し慣れた"という方がおそらく正しい。
ここまでは自身の適正についてまとめたが、逆にこれは苦手であると感じる部分についてもまとめる。
①相手のライフとこちらのライフをシビアに管理する必要のある空中戦デッキ
FOH土Wや、OOT蝙蝠Vが該当する。自分のライフを犠牲にして、数ターン先の勝利を目指す感覚が、自分の中であまりないのかもしれない。
②カードのプレイによって、パワーカードのコストを下げていくデッキ
クオンWがあまり得意ではなかった。端的に言うと、スペルブーストが行われるデッキは今まで得意に感じた試しがない。
結構細かく分析できた。満足。次環境以降で活かす。
とにかく楽しく続けること
時間がなくても楽しみながら続けることが大事だし、とても難しいことだと思った。多分これから取れる時間はより減っていくだろうが、そこでShadowverseを辞めてしまう選択肢は自分の中でリスクリターンが釣り合わない。
リターン:
自分の時間が取れる→将来のための勉強や、遊びに時間を割くことができる。
リスク:
真剣勝負の場を失う→多分RAGE本番の時のジリジリ感(負けたら死ぬ感覚)は、他の場面では味わえない感覚だと思う。
当面の目標としては、就職してもShadowverseを競技的に続けることである。(その間で少し触らない時期があるかもしれなけど)
まとめ
今環境はあんまり時間取れてないけど、自分の思考にいろいろ進展があった。そういう意味では実りある環境といえるのかもしれない。次回のRAGEこそ勝つぞ。