闇の街って意味あんの?
1、はじめに
どうもこんにちは、ぬめぬめと申します。はじめましての方が多いと思います。
さて、タイトルの通りですが、僕は闇の街がデッキに入るべきなのか結構不信感を抱いていたので、闇の街に関しての検証を行うことにしました。
検証開始から数日後、たくさんの方に協力していただき、「ようやくデータが集まってきたなー」なんて考えていると...
俺の検証は一体なんだったんだ...
と、いうわけで闇の街の検証に関するブログを書こうと思ったらなんと本日(7/10)に緊急ナーフが来てしまいました。激萎え。
(めちゃわかりやすいブログ書いてたVICTORさんはほんとに浮かばれない...)
さて、このブログの賞味期限切れまで本気で時間がないので早速本題に参りましょう。(もう切れてるとは言わないで...)
2、検証方法
今回は不穏なる闇の街について以下のような検証を行いました。
検証には2種類のデッキを使用します。
闇の街3積み
闇の街0枚
2つのデッキの共通点はどちらも2コストフォロワーが12枚入っていること、相違点は闇の街が3枚入っているか、その枠がスペルになっているかです。
これらのデッキで200試合ずつ、計400試合、4tまで(悪夢の始まりを打てる次のターンまで)でセクシーヴァンパイアが引けた試合をカウントしました。
マリガンは以下のように統一してあります。
先攻:2cフォロワー、悪夢の始まり、2cとセットの時だけメドゥーサキープ
後攻:2cフォロワー、悪夢の始まり、アザゼル
(これに加えて、闇の街ももちろんキープします)
マリガンに関しては、先攻は悪夢全力、後手は対面によってサキュバスをキープする、2cは返すなどなど、いろいろなご意見があると思いますが、今回は検証のためにこのマリガンで固定して話を進めていきます。
3、解析結果
検証の結果は以下の通りになりました。
復讐に入った割合は、復讐に入った回数を試行回数で割ったものです。
誤差に関しては、信頼区間でググってください。レートのRDみたいなもんです。この誤差が低いほど、真の値により近い値が取れている確率が高いということになります。この誤差をみると、これはあまり精度の良い検証とは言えないかもしれません。
4、考察
では結果をみて考察していきましょう。
うーん...誤差の割合が高くていろいろ議論がしづらい...
はっきり言えるのはやっぱり後攻の+1ドローはすごいえらいってことですね。街ありでもなしでも先後で確率は20%近く変わっています。
問題なのが今回の本題の部分で、この結果だけ見ると街ありも街なしもさほど結果は変わらないように見えます。
これに関しては個人的には納得している結果です。確かに、闇の街を出すことで掘れる山の枚数は1枚多くなります。が、結局引いてきたカードの中に闇の街が含まれているので、確率にそこまで影響は及ぼさないだろうと考えていました。
ただ、RoG環境において、この闇の街に関しての確率計算がややこしくなっている原因は
このカードの効果です。
マリガン時には抱えられない、けど上から引いてくると嬉しい!という複雑な効果のせいで、確率計算に頭を抱えた方は多いのではないでしょうか。
このカードのおかげ(せい?)で不穏なる闇の街のメリットが1つ増えました。マリガン時に闇の街をキープすると、セクシーを引くチャンスが1回分増えますね。
少し話がそれました。結局この結果からは、デッキにマリガンでキープできるとワンチャンス増やすカード(闇の街)が入ったところで、セクシーを引けるかどうかの確率はあまり変化しないと考えられます。
ただ、その理由だけで闇の街を0にしてよいのかというとそういう問題ではありません。ふわもこさんのブログなんかが理由をわかりやすく説明してくださってます。(破滅のサキュバスや、悪夢の始まりへのアクセスにも闇の街は貢献します。)
5、まとめ
さて、考察のところで長々と話をしましたが、自分は闇の街の結論枚数を出すのは非常に難しいと考えました。1つだけ主張したいのは、闇の街を入れたからといってセクシーが引ける回数はさほど多くはならないということです。
最後に、検証にご協力いただいた方々にこの場で感謝を述べさせていただきます。ご協力本当にありがとうございました。
もうナーフが来るからこの話は終わりだ!!終わり!!!